A Long Face
ディアデラノビアレース報(2006.5.16)
楽しい夢のようなレースが終りました。
こんな素敵な時間を与えてくれた厩舎スタッフ、ディアデラノビアに感謝しています。

キャロットクラブHPより

「乗り難しい馬なので、折り合いに気をつけていたのですが、今日はうまく折り合ってくれた。4コーナーもいい感じで回っていたし、自分からグッと伸びていった。途中で『勝てるときはこんな感じなのかな』と思ったけど、結果として動くのが早かったのかも。ただ折り合えば走る馬ということを再確認できました」
(岩田騎手)

「外から頑張って伸びてきてくれたけど、今日の馬場は内と外の有利さでどうしても内の方が前に来てしまいますね。ただ折り合いもついていましたし、この馬の力は見せてくれました。レース内容には満足しています。今後のことは様子を見てからになりますが、目一杯仕上げたこと、右前に骨瘤が出掛かっていること、安田記念での力関係を考えると放牧に出した方がいいかもしれませんね」
(角居師)

まず馬場について。
レース後武豊JKが馬場について怒っていたとかいなかったとか。。。
でも、先週はその馬場で勝っているわけだし。。。
と思いながら。。。
これもG1を勝つために必要な「運」の部分でしょうね。

パドックをSさんと見ていた。
正直この時点でディアデラノビアの雰囲気を見て

行ける・・・

と思いました。




あの感じはオークスの時よりもいい感じでしたし、他の馬に比べたらチャカチャカしていますが、彼女の中で考えると「落ち着いている」部類。
そして、ここまで完璧な状態で出走する事ができたのは関係者のおかげと言う事で感謝しています。










(相変わらず撮影者の腕が怪しいですが。。。)

これで負けたら仕方がないな。

そんな想いで一杯でした。
ここで相手を見てみる。

同世代には負けて欲しくない。

そんな事をレース前に考えていました。
負けるなら。。。ダンスしかいない。。。
というわけでダンスを見ると、こちらもかなりいい。
雰囲気は凄く良かったので、相手はこれだと思いました。
一緒にいたSさんともそんな話をしていました。

でも、ダンスってあんなに横幅が無いのに、
あれだけ走るっていうのは個人的にはわからない。
馬はわからないですね(^^;)

レース前かなり挙動不審な自分がいた。
レース3分前。。。

ファンファーレが鳴る。
先ほどパドックでは勝てるんじゃ。。。
と思っていたのですが、この時は無事に力を出し切ってくれ。。。
という願いに変わっていました。

レースはJKのコメントにもあるように、私も4コーナーで夢を見ました。
いや、夢が現実に変わるんじゃ。。。と。

一番うまく乗ったのはやはり武豊JKでしょう。
そして一番運がよかったのは北村Jk。
そんな気がしています。
パトロールビデオを見ているとよくわかりますが、
エアがディアデラノビアの真後ろにいる状態で4コーナーからワンテンポくっついて行っていました。
そして、ここぞとばかりに目の前にいるディアデラノビアの外に出す。
これって馬の「走る気持ち」を上手に引き出す方法ですよね。
ディアデラノビアが上手に使われた形。
戦前のイメージでは全く逆の位置取りを予定していたのですが(^^;)

ダンスは。。。
本当ならばあんなに綺麗に1頭分開かないはず。
オンファイアのレースの時みたいに。。。
それが開いたのだから運がよかったと思う。
ただ、あそこで開かなくても5月14日11Rの結果は変わらないような気がするくらい強かった。

レース後。
馬券を的中した「おやじさん」に話し掛けられた。

「これ全部当たった!!」

と。

「おめでとうございます」

声をかけてみたらダンスとディアのワイド。
ダンスからの馬単。。。ダンス単勝。。。
そしてディアの単勝。。。

おやじさん。
何を思ったのか

「これはハズレている」

とディアの単勝馬券をポイっと(^^;)

慌ててSさんがその馬券を拾い(笑)

「これは一生のお守りになりますから!!」
「絶対にG1勝ちますから!!」

と言っていたのがすごく心に残っている。
でも、この「おやじさん」のおかげか、なんだか不思議な気持ちになりました。
そう。
もう次のレースに向ってディアデラノビアは動き出しているんですよね。
「おやじさん」が馬券を捨てた事がすでにヴィクトリアマイルの終わりを告げていたわけですから。

次が問題ですが。。。
一度放牧でリフレッシュして、なんとか賞金加算をしないと秋のG1に出れないですから。。。
厳しい道のりかもしれませんが、彼女の能力なら夢の大舞台での一撃を期待できるはずです。


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